ヴァレクストラのアイテムの買取価格はどのくらい？

ヴァレクストラは、バッグをはじめ、財布や小物入れなどのレザーを使用した商品が人気のブランドです。

シルエットの可愛いミニバッグから、大容量のビジネスバッグ、ボストンバッグまで幅広く展開されており、どのモデルもとても人気となっています。

 

本記事では、ヴァレクストラのアイテムを売却する際にどれくらいの買取価格が付くのか、詳しく解説していきます。

ヴァレクストラの商品をより高値で売るコツもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ヴァレクストラとは

ヴァレクストラとは、1937年にジョヴァンニ・フォンタナ氏がイタリアのミラノで創業したレザーブランドです。

美しく独創的なデザインと確かな品質で知られており、イタリアのエルメスとも呼ばれているヴァレクストラのファンは男女共に多く、セレブにも愛されているブランドです。

 

ヴァレクストラの製品は全てイタリア製であり、製品はイタリアの工場で手作りされています。

1954年には、イタリアのプロダクトデザインの分野において最高峰とも言われる偉大な賞であるコンパッソ・ドーロを受賞しました。

このときに受賞したトラベルバッグ「24h」は、ニューヨーク近代美術館（MoMA）の永久コレクションの1つとして選定され、今では歴史に残るバッグの一つとなっています。

ヴァレクストラの人気モデル

ヴァレクストラの人気モデルを6つご紹介します。

シンプルながらそれぞれ個性が際立つデザインで機能性が充実している点が好まれ、どのモデルも長い間男女に愛され使用されています。

• ISIDE（イジィデ）
• PASSEPARTTOUT（パスパトート）
• TRIC TRAC（トリック トラック）
• SERIE S（セリエ エス）
• B Cube（Bキューブ）
• Triennale（トリエンナーレ）

それぞれのモデルについての特徴を以下で詳しく解説していきます。

ISIDE（イジィデ）

ISIDE（イジィデ）は、ヴァレクストラの中でも洗練されたデザインが美しく品質が高いバッグです。

フェミニンなデザインでありながら、機能性の高いバッグとして人気です。

 

また、内部には複数のポケットがあり、小物を整理しやすくなっているため、使い勝手がとてもいいバッグです。

ショルダーストラップを取り付けることで、クロスボディスタイルでも使用できます。

特徴	トランクのような形状と、独自の金属製のロックが特徴 クラッチバッグやショルダーバッグ、ウォレットなど多様なラインナップあり
材質	カーフスキン、エキゾチックレザー
サイズ展開	マイクロ、ミニ、ミディアムの3種類

PASSEPARTTOUT（パスパトート）

PASSEPARTTOUT（パスパトート）は、マチが広く書類なども入れやすいサイズの使いやすいサイズ感のバッグです。

バッグにたくさん物を入れたい方も使い勝手に大満足のデザインです。

 

また、ハンドバッグだけでなく持ち手の調節次第でトートバッグやダッフルバッグとして持ち運ぶことも可能です。使用方法の汎用性の高さからオフィスから普段使いまで幅広く使用できます。

さらに、超軽量であるため、長時間使用しても腕や肩が疲れない女性に嬉しいバッグです。

特徴	ハンドバッグ、トートバッグ、ダッフルバッグとしても使用できる。 フロントポケットは取り外してイブニングクラッチとしても使用可能。 超軽量0.8kg（ミディアム）
材質	ソフトカーフスキン
サイズ展開	ミディアム、ラージの2種類

TRIC TRAC（トリック トラック）

TRIC TRAC（トリック トラック）は、1968年のロンドンでタクシー運転手たちがコインやレシートなどを出し入れするために使っていた小箱をもとに作られたアイテムです。

1960年代に登場して以来、男性の必需品として人気が出たバッグであり、独自のデザイン性だけでなくオリジナリティの高い構造と多機能性が人気です。

 

コンパクトなサイズが普段荷物の少ない男性に人気のバッグで、男性的なデザインであるものの、女性にも人気があるため、現在では女性向けの可愛いカラーもたくさん出ています。

バッグの開け方は大変特徴的で、縦長のボディの中央にあるラインを開き、左右のタブを引くと大きく開けられます。

 

使い勝手が良く、周りと被りにくい、ユニークな使い勝手のバッグが好きな方にもおすすめのアイテムです。

特徴	丸みを帯びた四角いフォルムのショルダーバッグ。 持ち手を短くするとハンドバッグにもできる。
材質	ソフトカーフスキン
サイズ展開	トリックトラック、トリックトラック ナノの2種類

SERIE S（セリエ エス）

SERIE S（セリエ エス）は、伝統的なドクターバッグの形をもとに作られた、ミニマルでかわいい台形型のシルエットが印象的なバッグです。

サイズはミニとミディアムの2種類。シンプルな無地のデザインで、普段使いにもぴったりです。

 

ハンドバッグとして使用できる他に、取り外し可能な付属ストラップを付けてショルダーバッグとしても使用できます。

特徴	台形型のフォルムが特徴的なバッグ。 ハンドバッグ、ショルダーバッグとして使用できる。
材質	ソフトカーフスキン
サイズ展開	ミニ、ミディアムの2種類

B Cube（Bキューブ）

B Cube（Bキューブ）は、その名前の通り、開け口部分のベルトのような留め金が印象的な四角いフィルムのトートバッグです。

この留め金は、1950年代のベルトからインスピレーションを得たデザインとのことで、B Cubeの人気のモチーフとなっています。

 

サイズはスモールとラージの2種類となっており、スモールは一見コンパクトに見えますが、正方形のマチがあるため、たっぷり入ります。

ラージはA4サイズが入り、仕事にも使いやすいデザインです。

エレガントなデザインと豊富な収納面から、ビジネスバッグとしても使用できる、とても人気があるバッグです。

特徴	ベルトのような留め金が印象的な四角いフィルムのトートバッグ。
材質	ソフトカーフスキン
サイズ展開	スモール、ラージの2種類

Triennale（トリエンナーレ）

Triennale（トリエンナーレ）は、四角いフォルムでマグネット式留め具で開け閉めできるタイプのトートバッグです。

見た目はコンパクトですが、マチの部分が折り込まれたようになっているため、バッグを開くと見た目以上に大きく開き、収納力がある使い勝手のいいバッグです。

サイズはスモールとミディアムを展開しています。

小物を入れて外出するのにちょうどいいスモール、スモールに比べて大きいものの、やや小ぶりながら使い勝手のいいミディアムは、人気のバッグです。

 

付属でショルダーストラップが付いてきますが、別売りでおしゃれなショルダーストラップが出ており、バッグと組み合わせるとまた違ったカラーニュアンスが楽しめます。

気分に合わせてストラップを変えるのもおすすめです。

トリエンナーレは、ヴァレクストラのデザインの原点が反映されており、機能性も高くオン・オフ関係なく使用しやすいバッグです。

特徴	四角いフォルムでマグネット式留め具で開け閉めできるタイプのトートバッグ。 付属や別売りのショルダーストラップを付けることで、ショルダーバッグとしても使用可能。
材質	ソフトカーフスキン
サイズ展開	スモール、ミディアムの2種類

【バッグ】ヴァレクストラの買取相場

ヴァレクストラの洗練されたデザインは、どのモデルにおいてもファンが多く、人気となっています。

実際に買取市場では、どのような相場になっているのでしょうか。

ここでは、ヴァレクストラのバッグの人気モデルごとの買取相場について見ていきます。

人気モデルのバッグ

ヴァレクストラにはたくさんの人気モデルが発売されており、人気や価格も異なります。

ヴァレクストラの人気モデルのバッグごとの相場は、以下の通りです。

モデル名	買取相場
ISIDE（イジィデ）	約5万～19万円
PASSEPARTTOUT（パスパトート）	約7万～10万円
TRIC TRAC（トリック トラック）	約5万～10万円
SERIE S（セリエ エス）	約7万～10万円
B Cube（Bキューブ）	約4万～10万円
Triennale（トリエンナーレ）	約5万～10万円

特にヴァレクストラにおいて特に人気モデルであるISIDE（イジィデ）は、洗練された上品なデザインと高く評価されています。

そのため需要があり、その分買取相場も高くなっていることが分かります。

 

ヴァレクストラは、ISIDE（イジィデ）だけでなく、他のモデルも需要が高いのが特徴です。

人気があるモデルや希少価値の高いモデル、保存状態のいいものは、この相場にある価格よりもさらに高い、20万円以上で買取されることもあります。

あなたの家に眠っているヴァレクストラのバッグは、実は人気アイテムで需要があるものかもしれません。

クラッチバッグ・ビジネスバッグ

ヴァレクストラでは、バッグ同様に上質なレザーを使用したクラッチバッグやビジネスバッグも、メンズのアイテムとして需要が高くなっています。

 

そんなクラッチバッグやビジネスバッグの買い取り相場は約3万～9万円となっており、状態が良いものには約11万円程度高値で買い取られる場合もあります。

大事なビジネスシーンやパーティーなどのイベントに使用するバッグは、上質のアイテムが使用されます。

ヴァレクストラは、そのような場にぴったりのブランドです。

バックパック

ヴァレクストラのバックパックは、ワンショルダーバックパックがポピュラーなメンズアイテムとして発売されています。

30x22x11cmのバックパックはPCやタブレットなどもしっかり入るサイズであり、15x20x7cmのバックパックミニは、ちょっとした外出にちょうどいいサイズです。

 

シンプルで機能性の高いデザインとオン・オフどちらでも使いやすいカラー展開となっており、男性に人気がある長く使える定番のレザーバッグです。

買い取り相場は約8万～14万円と高めになっています。

【財布】ヴァレクストラの買取相場

ヴァレクストラは、バッグ以外にもレザーの財布や長財布、コインケース、マネークリップなど革小物アイテムが充実しています。

シンプルながら上質のレザーでできているアイテムとなっており、人気があるため、買取では1～3万円程度で取引されます。

 

普段使いされるものなので、状態がいいものや人気の商品はさらに高値が付くこともあります。

もし家に眠っているものがあれば、一度査定に出してみるといいでしょう。

ヴァレクストラのアイテムを高額で売るコツ

ここでは、ヴァレクストラのアイテムを高値で売るコツをご紹介します。

アイテム自体の保存状態が良いことはもちろん重要です。

それだけでなく、箱や付属品を取っておくことからアイテムをきれいな状態にするなど、ちょっと工夫することで買取価格に大きな差が出るので、知っていると凄くお得です。

 

家にあるヴァレクストラを売ろうと思っている方は、査定に出してしまう前に、まずは以下のコツをご覧ください。

コツ①付属品をそろえる

ヴァレクストラのアイテムを高値で売る1つ目のコツは、付属品を揃えることです。

特に付属のショルダーストラップは、2way仕様のバッグでもショルダーバッグとして使用できる重要なアイテムです。

 

それ以外にも、箱や保存袋もある場合、揃えておくことで高く買取できます。

アイテムを購入した際には、売るときのことを考えて、付属品は捨てずに全て残しておきましょう。

コツ②ブランドの高額買取を実施している業者に売る

ヴァレクストラのアイテムを高値で売る2つ目のコツは、ブランドの高額買取を実施している業者に売ることです。

特にヴァレクストラの高額買取の実績のある買取業者は、ヴァレクストラのブランドの価値もよく理解していることが多いと判断でき、適正な査定額を得やすくなります。

 

しかし、同じように高額買取といっていても、業者によって実際の査定額は異なるため、相場価格や一社だけの査定との比較で決めてしまわないよう注意しましょう。

コツ③複数の業者に査定してもらう

ヴァレクストラのアイテムを高値で売る3つ目のコツは、複数の業者による査定です。

どんなに高額買取をする実績がある業者であっても、一社だけでは比べられませんし、実際にアイテムを査定してもらわないことにはわかりません。

また、他の同じような業者も一つ目の業者と同じ買取価格であるとは限らないためです。

 

高く買い取りをするには、これらのことを踏まえて、必ず複数の業者に査定を依頼し、比較することが大切です。

査定は最低2～3社に依頼するようにし、最適な条件で高値で買取してくれる納得のいく業者を選びましょう。

コツ④きれいな状態にする

ヴァレクストラのアイテムを高値で売る4つ目のコツは、アイテムをきれいな状態にすることです。

中古市場ではなるべくきれいな状態のものほど需要が高いため、買取金額も高くなります。

売るまでの間、バッグや小物を傷まないように保管し、売る前にメンテナンスに出すことは、アイテムの状態を維持するために効果的です。

 

また、汚れやホコリなどを落として査定に出すだけでも、値段は変わるためできる範囲できれいにしてみることも大切です。

ただし、表面をこすりすぎて逆に傷ませてしまうことのないよう、レザー製品の取り扱いには十分に気をつけましょう。

ヴァレクストラの偽物の見分け方とは

ヴァレクストラを購入する際は、偽物でなく正規品を購入しましょう。

どんなに保存状態が良くても、偽物であっては買取はしてもらえません。

 

ヴァレクストラの偽物の見分け方は、以下の通りです。

• 価格が非常に安価であること
• 素材やステッチの品質が粗悪であること
• ECサイトをはじめとする中古品市場での購入品であること
• 保証や返品に対応していないこと

偽物は、本物に比べて価格が安価であることが多いです。

中古店でもきちんと正規品であると証明されているものは別ですが、表示がないものに対して「正規店よりも安く買える」と安易に手を出してはいけません。

正規のヴァレクストラ製品は、高品質のレザーを使用し、手作業で作られています。

 

クオリティの高さから高価格帯の商品であるため、価格が安すぎる場合は偽物であることを疑いましょう。

材質に関しても、偽物には生地の手触りが悪く、縫い目が粗雑であることが多くあります。

本物のヴァレクストラ製品は手触りが柔らかくしなやかなソフトカーフスキンを使用し、質感が高いため、必ず手触りの確認をしましょう。

 

また、偽物は購入先からもある程度の特定は可能です。ヴァレクストラのアイテムを購入する際は、基本的に正規の販売店以外の店舗は疑う必要があります。

ECサイトをはじめとする中古品市場などでは、すべてとはいいませんが時に偽物が混じっている可能性があるため、十分に注意してください。

 

ヴァレクストラでは、以前ECサイトでイジィデの類似品が販売されていたことを公表しています。

ECサイトの商品が本物であるかを詳細まで確かめることは困難であるため、購入の際は本当に信頼できるサイトかどうか注意してください。

ヴァレクストラのアイテムを売る際に必要なもの

ここでは、ヴァレクストラのアイテムを売る際に必要なものをご紹介します。

• 商品本体
• ストラップをはじめとする付属品
• 商品が入っていた箱
• ケアカード（ある場合）
• 本人確認書（身分証）

ヴァレクストラには「ケアカード」と呼ばれる、商品のケア方法などが確認できるQRコードがついている場合があります。

もし手元にある場合は、一緒に査定に出してみましょう。

 

本人確認書（身分証）の提示では、以下のものから1点提出します。

1. 運転免許証
2. 保険証
3. マイナンバーカード
4. パスポート
5. 在留カード
6. 住民基本台帳

学生証は買取の本人確認書（身分証）として使用できないため、気をつけましょう。

ヴァレクストラのアイテムは買取専門店とフリマアプリどちらで売るべきか？

ヴァレクストラのアイテムを売る際に、買取専門店とフリマアプリのどちらで売ればいいか迷うのではないでしょうか。

買取専門店とフリマアプリの特徴は以下の通りです。

店の種類	特徴
買取専門店	・ブランド品の専門知識を持つプロフェッショナルが査定を行う。 ・ヴァレクストラのアイテムの価値を正確に評価してもらえる可能性が高い。 ・ヴァレクストラの中古品はあまり多くないことから、高額買取を実施している店舗もある。 ・アイテム以外に付属品を揃えておくことや、アイテムをきれいな状態に保つことで高額査定につなげることが可能。 ・複数の業者に査定を依頼し、より高額買取をしてくれる業者を選んで売ることが可能。 ・店頭買取と出張買取と宅配買取がある。
フリマアプリ	・時間や場所を選ばず自宅で手軽にアイテムを出品できるが、売れるかどうかは保証されない。 ・高値で売れることもあるが、アイテムの状態や需要によって売れ行きが異なる。 ・まとめて売ることが難しい場合がある。 ・手間と時間をかけずに現金化できる利点がある。 ・匿名配送ができる

フリマアプリは、自宅で簡単に出品でき、匿名で配送できるなどさまざまな利点がありますが、ブランド物の出品では悪質な顧客によるトラブルも多いため、注意が必要です。

 

ヴァレクストラは男女問わず人気の高いブランドですが、実際に市場に出ている中古品の数は多くないため、買取専門店では高額買取を実施しているところも多くあります。

まずは、複数の買取専門店に査定を依頼し、検討してみてはいかがでしょうか。

ヴァレクストラの買取相場は約5万～19万円

ヴァレクストラの買取相場は約5万～19万円となっており、特に上品なデザインで人気のあるISIDE（イジィデ）が高く買取されていることが分かりました。

ヴァレクストラは、洗練された美しいレザーのバッグや小物が人気であり、コンパクトなミニバッグからボストンバッグまで、用途やサイズ展開も幅広いブランドです。

 

また、男性向けのシンプルかつ洗練されたオンオフ問わず使用可能なデザインのバッグも展開されており、男女ともに愛されているブランドです。

中古品も需要の高いアイテムですので、もし家にヴァレクストラのアイテムが眠っている場合は、一度買取の査定に出してみてはいかがでしょうか。